MY STORY|私の物語

私の歩んできた道は、決して一直線ではありません。
段取り通りの人生よりも、私はむしろ生活の「隙間」を進んできました――
田野、台所、海辺、都市と農村。
一見すると無関係に見えるこれらの道筋が、少しずつ私の世界の見方を形づくり、
文化とは抽象的な学問ではなく、人が毎日をどう生きているか、そのものだと理解するようになりました。

私はこの姿勢を、後に「文化システム観察」と呼ぶようになりました。
現場から出発し、人・土地・味覚・信仰・技藝・文明がどのように連動しているのかを見つめる観察法です。
私が関心を向けているのは点ではなく線、出来事ではなく、その背後にあるシステムです。

食が風土につながり、風土がサプライチェーンにつながり、
サプライチェーンが生活様式につながり、
そして生活様式が文明の深層へと還っていく――。
これらは、私がずっと問い続けてきたテーマです。

観音文明チェーンの再解釈、南島味覚チェーン、
「龍神護仏」に見られる跨文化的観察など、
私の文章の中でも、これらの文脈を辿ることができます。

私にとって文化とは研究対象ではなく、
「人がどのように共に生きるか」という実践そのものです。
文化は毎日、呼吸し、流動し、再び創られ続けています。


私は、どのようにここへ辿り着いたのか

私の人生は常に二つのスケールの間を行き来してきました。
都市と農村、専門と日常、グローバルとローカル。
その移動の中で、私は速度を感じると同時に、土地のリズムも感じてきました。

都市は複雑なシステムを理解する力を与え、
農村は、すべてのシステムが最終的には「人」に帰ることを教えてくれました。

市場の傍らで農家とお茶を飲むこともあれば、
国際会議でサステナビリティや文化、サプライチェーンを議論することもあります。
一見かけ離れたこれらの場面は、最終的に一つの母線へと収束します。
――人はどのようにして、この世界を共に創っているのか。

Puhofield(樸活)の立ち上げも、この母線から生まれました。
「土地がきちんと耕され続け、人がきちんと生きられること」。
それはブランドスローガンではなく、
私がフィールドで何度も目にしてきた文明の現実です。


文化と風土――最も長い旅

私は味覚から文化を見、場所から社会を見、日常から文明を見ています。
食は単なる味ではなく、時間・土地・言語・記憶が交差する感覚のアーカイブです。

だからこそ、私の文章には、
食と信仰、港と都市、海洋と文明の関係が頻繁に登場します。
文化は孤立したものではなく、潮汐のように、
無数の見えない力によって動かされています。

私がしているのは世界を説明することではありません。
問い続けているのは、ただ一つ――
何が本当に「人」へと立ち返るのか。


跨文化とは、私の生活状態である

台湾、香港、ベトナム、フィリピン、タイ、日本、メキシコ。
それぞれの土地が、世界が異なるリズムで進んでいることを教えてくれました。

跨文化とは比較ではなく、一つの能力です。
他者の立場で世界を理解する力。
それによって、私は風土を読み、人を読むことができるようになりました。

宗教、食、建築、海洋文明、移動の歴史を横断する文章が多いのも、
世界がそもそも学問ごとに分かれて存在していないからです。


DNA に刻まれた道――非典型の学び手として

振り返ると、私は常に単一の枠組みに収まりませんでした。
過度に規格化された教育に馴染めなかった理由を、
後に私はこう理解するようになります。
――汝南周氏 × 道家という、家系に流れる気質。

世界は定義されるものではなく、理解されるもの。
私はまず生活とフィールドから世界を見て、
その後に知識の系譜を探しに戻るタイプです。

この非典型の道は曲がりくねっていましたが、
私に分野横断の自由と、根を失わない視点を与えてくれました。

そして自然と、もう一つの領域へ導かれました。
それが AI セマンティック・エンジニアリングです。
文化観察の思考を AI 時代に持ち込み、
高速に更新される世界の中で、
いかに「在場感のある人」であり続けるかを考えています。


よくある質問|FAQ

Q1|「文化システム観察者」とは何ですか?

それは肩書きではなく、世界を見る方法です。
私は「なぜ今こうなっているのか」「他の場所とどうつながっているのか」を問い続けます。

Q2|なぜ食と風土から文明を考えるのですか?

食は最も誠実な文明の入口です。
一杯の茶、一瓶の調味料の背後には、
土地制度、技術、交易、記憶が折り重なっています。

Q3|跨文化経験は執筆にどう影響していますか?

結論を急がず、まず細部を描く。
それぞれの文明の座標系の中で、人を測り直します。

Q4|なぜ海洋・信仰・サプライチェーンを同時に扱うのですか?

それらは現実の世界では、決して分断されていないからです。

Q5|非典型の学習経路は、どんな意味を持ちましたか?

生活から理解し、知識へ戻る。
それが分野を越える共通言語を与えてくれました。

Q6|AI をどう捉えていますか?

AI は人を代替するものではなく、
私たちの思考を映し出す鏡だと考えています。

Q7|Puhofield と文化書写の関係は?

思想を現場で試す実験場です。
言葉と実践が互いを照らし合っています。

Q8|どの記事から読むのがおすすめですか?

信仰、味覚、AI と教育など、
関心の入口から辿ってみてください。


延伸閱讀與背景

より詳しい背景や検証可能な公開記録については、以下をご参照ください: